メールアドレス
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nakazawa 末尾に「@」と「kansai-u.ac.jp」をつけてください。
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授業概要
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マルサス(1766-1834)の『人口論』(1798)を一次資料として批判的に読み解きながら、イギリスの産業革命期(18世紀後半~19世紀前半)における経済発展の基本的過程を、特に人口問題とその背景にある経済思想との関連に重点を置いて検討する。ドキュメンタリー映画などの視聴覚教材を適宜利用しながら、できるだけ平易な講義を心掛けたい。
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授業目標
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①経済成長と人口変動の基本的なメカニズムおよび相互関係を理解できる ②経済の実態と経済思想との関係を理解できる ③現在の視点から過去を断罪するのではなく、過去の事実を単に語るのでもなく、現在の立場から過去を主体的にとらえて未来を展望できる
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授業計画・内容
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講義内容は次のように計画しています。
1 イントロダクション:なぜ経済史を学ぶのか? 2 イギリスとは何か? 3 イギリスの産業革命とフランスの市民革命―「二重革命」の時代 4 マルサスの生涯と著作 5 『人口論』第1・2章 6 『人口論』第3・4章 7 『人口論』第5章 8 『人口論』第6・7章 9 『人口論』第8・9章 10 『人口論』第10~12章 11 『人口論』第13~15章 12 『人口論』第16章 13 『人口論』第17章 14 『人口論』第18・19章 15 まとめ
※遠隔授業になった場合:ZOOMによるリアルタイム配信
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キーワード
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マルサスの罠、産業革命、ハードウィック結婚法、救貧法、禁酒(節酒)運動
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教科書
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マルサス『人口論』(永井義雄訳)中公文庫2019年
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参考書
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佐藤光・中澤信彦編著『保守的自由主義の可能性』ナカニシヤ出版2015年 川北稔『イギリス近代史講義』講談社現代新書2010年 上記以外については、講義時に紹介します。
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評価方法・評価基準
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レポートによって評価します(100%)。講義された内容の理解力及び応用能力を試すものとします。 ※遠隔授業になった場合:評価方法・基準は変わりません。
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関連科目
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履修要件
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大学受験で必要とされる程度の世界史(近現代)の知識を有していることが望ましいが、履修条件は特に問わない。意欲的な学生を歓迎する。
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必要な事前・事後学修
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実務経験のある教員による授業内容
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施行規則に定める科目区分又は事項等
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その他
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